報 文

ラットにおけるD-ガラクトサミン肝障害に対する食物繊維由来オリゴ糖断片の抑制作用機序の研究

耿  欣,王 暁坤,江頭祐嘉合,真田宏夫


千葉大学大学院自然科学研究科

 この研究はトウモロコシ外皮ヘミセルロースから酵素処理によって得られた分子量286-930にあるオリゴ糖によるD-ga1actosamine肝障害の抑制メカニズムを解明するために行われた。4週齢の雄Wistarラットにこのオリゴ糖を7日間投与した。7日目にD-galactosamine肝障害を起こしたラットについて,このオリゴ糖が血中のエンドトキシン,サイトカイン含量および月刊蔵のアポトーシスに及ぼす影響を調べた。その結果,このオリゴ糖の添加により,明らかに血中エンドトキシンおよびTumorNecrosisFactor(TNF-&


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